


山田佳央(2022)『国語の心得』国書刊行会


本・書籍ランキング


子どもに国語を指導する方法は……
正論より、目の前の子どもの課題を理解し指導する。
なぜ?
・子どもの個性によって指導法は異なるから。
・勉強における正論はただの最大公約数だから。
・言葉の解釈は人生の背景によって異なるから。
どうやって?
・子どもの心に絵を残すように指導する。
・自由ではなく制限を設けてスタートする。
・「考えろ」とは言わない。
+α
背景知識の重要性はよくわかります。一方で、「情報が多すぎると時間切れになる」ということばについて「人生も同じ」という指摘にははっとさせられました。目的意識を持ち、情報を整理したうえで目の前の課題に挑もうと思います。また、「子どもの心に絵を残すように指導する」というポイントはとても参考になりました。文章を読んでイメージさせるだけでなく、実体験を通して子どもたちの心にたくさんの絵を残していきたいと思います。



