



アダム・グラント/(訳)楠木建(2012)『GIVE&TAKE』三笠書房

GIVE & TAKE「与える人」こそ成功する時代 三笠書房 電子書籍 - アダム・グラント, 楠木 建


納得して他者貢献するには……
「他者貢献≠自己犠牲」他者視点が自己利益にもなる。
なぜ?
・「情けは人のためならず(自分のためにもなる)」だから。
・人は「してあげた」情報を重視してしまうから。
・これからの時代にマッチした考え方だから。
どうやって?
・まずは5分間でできる親切を探す。
・相手が「してくれたこと」を探す。
・チームとして成功する方法を探す。
+α
「当たり前のことが書かれている」という感想も多い本書ですが、「与える者」と「受け取る者」という二項対立ではなく、「メリットが多いのも、デメリットが多いのも『与える者』である」という視点はとても重要だと思います。ただただ献身的な自己犠牲を伴う他者貢献ではなく、自分の利益も考えた上での他者貢献。視点を変えればwin-winは実現できる。私たちが目指すべき新しい生き方のヒントになる気がします。




