



工藤勇一(2018)『学校の「当たり前」をやめた。』時事通信社


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「変えたい」を実現するには……
「なぜ?」を常に確認し、目的と手段を一致させる。
なぜ?
・常識やタブーにとらわれては変われないから。
・意見や価値観の相違は当然だから。
・100年続く仕組みでも必要ならば変える必要があるから。
どうやって?
・見て見ぬふりはしない。
・対話をして合意形成をする。
・課題をリスト化して、話し合って改善・解決していく。
+α
ここ数年学校改革に関する書籍がたくさん出版されています。その中でも工藤勇一さんは注目度の高い改革者のひとりです。「テストを廃止する」という改革については、私にも様々な考えがありましたが、「テストの点数は最大瞬間風速。テストの目的は定着のはず。」という「ねじれ」の指摘は、「なるほど」と納得しました。よりよい環境を目指していくために、対話して合意形成することが重要である点は、どの組織においても同じだと思います。



