


小池陽慈(2021)『“深読み”の技法』笠間書院


本・書籍ランキング


文章の読み方をアップデートするには……
辞書引きと要約で、やさしい日本語を目指す。
なぜ?
・読解には知識が必要だから。
・要約を続ければ国語は伸びるから。
・日本人のためのやさしい日本語も必要だから。
どうやって?
・辞書を手元に置く。
・精読と俯瞰読みを往還する。
・述語中心に構成されていることを意識する。
+α
「一冊の本が人生を変える可能性がある」という考え方が示されていましたが、私もまさに「一冊の本に人生を変えてもらった」ひとりです。子どもたちにはできる限りたくさんの本、たくさんの考え方、たくさんの世界に触れてほしいと願っています。一方で、「国文学は『国民』を実体にしてしまう武器になりうる」という視点も参考になりました。一冊の本だけが真実ではないことも伝えようと思います。




