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クレイトン・M・クリステンセン/(訳)櫻井祐子(2012)
『イノベーション・オブ・ライフ』翔泳社


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幸せなキャリアを具体化するには……
人生の評価基準と戦略を持ち資源の分配を実行する。
なぜ?
・万能な手法は存在しないから。
・人生には警告標識などあらわれないから。
・自分の資源は限られているから。
どうやって?
・経験より理論を優先する。
・本心からしたい仕事を選ぶ。
・短期ではなく長期で物事を考える。
+α
著者のクレイトン・M・クリステンセンさんは厳格なクリスチャンということです。多くの考え方には賛同できるのですが、「100%守るほうが98%守るよりたやすい」という考え方には同意できませんでした。確かに一度だけの例外が人生を変えることがあるのも事実です。しかし、その人生の変化がよい変化かどうかもまた、長期的にはわからないと考えるからです。
〇印象に残った「子育て論」
・会社とは違い、親は子どもを首にはできない。
→ありがたいことに、子どもも親を首にはできない。
・子どもが片づけなければならない用事
→成功したいという達成感を得ること。
→友人を作ること。
・親の「余計なおしゃべり」が子どもの認知能力を高める。
・子どもが本気で取り組んでいないときは要注意。
→親の用事を子どもにぶつけていないか確認する。
・子育てのアウトソーシングをすると、子どもたちの価値観を養う手助けをする機会を失うことになる。



